Excelによる公的医療データの理解と活用
集計・可視化・レポーティングの基本スキル習得
公的医療データを題材に、医療データの構造理解からExcelによる集計・可視化・資料作成までを一貫して実践的に習得する研修プログラムです
プログラム概要
- 公的医療データの構造理解
- DPC、病床機能報告データの概要と用途
- 医療統計・施設情報・地域医療構想との接点
- Excel関数によるデータ整形と集計処理
- IF、COUNTIF、SUMIF、TEXTなどの基本関数
- コード処理・名称変換・項目整備の実務例
- ピボットテーブルによる柔軟な集計設計
- 項目の組み合わせによる傾向把握
- クロス集計と部門別アウトプット作成
- グラフ作成と視覚的表現の基本
- 棒・折れ線・複合グラフ/ヒートマップ/パレート図
- 分かりやすい資料作成のためのグラフ選定と整理手法
- 報告資料作成の実践とフィードバック
- 想定シナリオにもとづく可視化・資料作成演習
- 成果物レビューと改善ポイントの共有
[想定時間] 4~6時間(1日集中 または 2日分割形式)
想定受講者
- 医療機関や自治体において、公的医療データを業務で扱う実務担当者
- 医療従事者で、レポート作成・集計業務にExcelを活用したい方
- 医療系教育機関・アカデミア等で、医療データの利活用教育を担う方
課題
- DPCや病床機能報告などのデータ構造に不慣れで、実務に活かしきれていない
- Excelを使った集計・グラフ化・資料作成に時間がかかる
- 統計ソフトを使わず、業務改善に役立つ「最低限必要なExcelスキル」を習得したい
ゴール
- 公的医療データの構造理解と、Excelによる業務効率化手法の習得
- 集計・可視化・資料作成まで一連の作業を自走できる力を身につける
- データに基づいた説明・提案ができるレベルを目指す
使用ツール:Microsoft Excel
使用データ例:DPC公開データ、病床機能報告データなど